British India
ブリティッシュ・インディアは、2007年夏、オーストラリア、メルボルンのインディ・バンドとしてアルバム『ギロチン』をリリースしデビュー。彼らの強烈なステージ・パフォーマンスが話題を呼び、オーストラリア国内のライヴや数々のフェスへ出演。2007年度のAIR AWARDSでBest New Independent Artist賞を受賞。そのちょうど1年後の2008年、セカンドアルバム『シーヴス』をリリース。アルバムはARIA Top 10と言うオーストラリラのチャートで初登場5位を記録し、その年のARIA AWARDSにノミネートされる名誉を獲得。2010年5月にリリースされたのがサードアルバム『アヴァランチ』。ポップながらジャム感溢れるロックンロールが印象的なシングル曲「Vanilla」が大ヒットし、アルバム発売初週にアルバムチャート10位でデビューを果たす。シングルは豪州の大手FM、Triple Jで大ヒットを記録し、その年11月度のダウンロード件数第1位を獲得した。その後、2012年に発売された4作目のアルバム『コントローラー』もアルバム発売週にトップ10入りし、シングル曲「I Can Make You Love Me」が初のゴールドレコードとなる大ヒットとなった。
結成から11年、ライヴで叩き上げてきたブリティッシュ・インディアは年の半分以上ライヴを行っており、その中には、Big Day Out、Falls、Pyramid Rock、Southboud、Homebake、Splendour In The Grassなどの大型音楽フェスも含まれる。また、海外の大物バンドからも認められ、Fall Out Boysの前座、そして2014年にはローリング・ストーンズのオーストラリアツアーの前座にも大抜擢され、オーストラリ中から大注目されるバンドとなった。
バンド通算5枚目のアルバムとなる今作『ナッシング・タッチズ・ミー』 は1年かけベルリンと地元メルボルンでレコーディングが行われた。ソングライターとして著しく成長し、音の幅が広がり、磨きがかかった最新作は彼らが次のレベルへとステップアップする最高傑作といえよう。アルバム発売前にリリースされたファーストシングル「Wrong Direction」は大手FM、Triple Jの年間トップ100の83位にランクインし、既に大ヒットとなっており、今作のリリースで更なる大躍進が期待されている。オーストラリアでの地位を確立した今、日本そして世界での活躍が期待されている。
Matt O'Gorman (D)
Will Drummond (B)
Nic Wilson (G)
Declan Melia (VO, G)